睡眠時無呼吸症候群(息いき外来)|浦和美園、東川口の内科・糖尿病内科・循環器内科|しみずクリニックふさ


息いき外来(睡眠時無呼吸症外来)

☆睡眠時無呼吸症候群の患者数は医療指標QIをご覧ください。


睡眠時無呼吸症候群の診療

疾患の特徴と影響

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が一時的に止まる、または浅くなる病気です。主に「閉塞型」「中枢型」「混合型」に分かれ、大きないびきや日中の強い眠気、集中力低下などの症状が見られます。
原因は肥満や加齢、骨格、アルコール・睡眠薬の使用、喫煙、遺伝的要因など多岐にわたります。診断には問診や睡眠ポリグラフ検査(PSG)が用いられます。
放置すると高血圧や心疾患、脳卒中、糖尿病などの合併症につながる可能性があります。治療は生活習慣の改善、CPAP療法、マウスピース、外科手術などがあり、適切な対策で健康へのリスクを減らすことができます。


睡眠時無呼吸症候群の検査について

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、まずは専門の医療機関へ相談し、適切な検査を受けることが大切です。主な検査方法は以下の通りです。
①問診・診察: 生活習慣や症状、既往歴について詳しく聞かれます。また、口や喉の構造、肥満の有無なども確認されます。
②簡易検査(スクリーニング検査): 自宅で行える検査機器を使い、寝ている間の呼吸やいびき、酸素飽和度、脈拍などを測定します。比較的手軽に実施でき、初期スクリーニングに有効です。
③精密検査(ポリソムノグラフィー: PSG): 医療機関や専門の施設で一晩入院し、脳波・眼球運動・筋電図・心電図・呼吸・血中酸素飽和度などを総合的に記録します。より詳しい診断が必要な場合に行われます。


息いき外来(睡眠時無呼吸外来)の受診方法

対面診療もしくはオンラインの診療があります。
対面診察をご希望の方は、クリニックへ直接お電話で予約をお願い致します。

電話番号:048-799-2320

オンライン診療をご希望の方は、GMOクリニック・マップにてオンライン診療の予約をお願い致します。

GMOクリニック・マップのアカウントに「保険証」の画像および「クレジットカード」の情報をご登録いただく必要がございます。
こちらから

登録がすみましたら、GMOクリニック・マップ しみずクリニックふさこちらからご予約ができます。診療科 息いき外来(睡眠無呼吸外来)のご予約をおとりください。


オンライン診療の受診方法

GMOクリニック・マップにてオンライン診療をご予約いただいた際の受診方法

①予約日時になりましたら、GMOクリニック・マップへログインし、画面上部のメニューから予約一覧を押下します。

②予約一覧画面の該当の診療予約の項目内に「オンライン診療室に入出する」ボタンが表示されますので、そちらを押下します。
※画面右上のメニュー内にある「メッセージ」画面にも、ビデオ通話入室用のURLが送信されますので、併せてご確認くださいませ。

③医療機関にて診療の準備が完了しますと、オンライン診療が開始します。
※医療機関の混雑状況により、開始時間が前後する場合がございます。指定されたURLにアクセスし医師の診察を待ちます。

④オンライン診療
医師が問診票などを参考に、簡易(睡眠)検査が必要と判断し、簡易検査を指示します。後日フィリップス社より、簡易睡眠検査キットが送付されますので受け取り、手順書に従って検査を行い、返却して下さい。
(検査の結果は検査終了後概ね2週間後となります)

⑤初回のオンライン診療の料金と決済について
初診料として3割負担の方で1,300円程度。
簡易検査費用3割負担の方で2,700円前後。
オンライン診療利用料700円。
3割負担の方でおおよそ5,000円程度となります。
支払いは登録のクレジットカードより決済されます。

⑥2週間後以降にオンライン診療のご予約をおとりください。
オンライン診療で簡易睡眠検査結果を説明します。結果で睡眠時無呼吸症候群が疑われれば終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査へと進みます。


終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査について

終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査は、簡易睡眠検査で睡眠時無呼吸症候群の可能性が示唆された場合に行われる精密検査です。この検査では、一晩を通して脳波、眼球運動、筋電図、心電図、呼吸の状態、酸素飽和度、体位など多角的に測定し、睡眠の質や無呼吸・低呼吸の程度を詳細に評価します。
特に、無呼吸低呼吸指数(AHI)が1時間あたり20回以上で、かつ深睡眠やREM睡眠の減少が認められる場合には、睡眠障害があると判断され、主にC-PAP(持続陽圧呼吸療法)などの治療が推奨されます。検査結果に基づき、適切な治療法が選択されます。


C-PAP療法について

C-PAP(持続陽圧呼吸療法)は、睡眠時無呼吸症候群の主な治療法です。専用マスクを使い、一定の圧力で空気を送り込むことで気道の閉塞を防ぎます。これにより、無呼吸や低呼吸の回数が大幅に減り、日中の眠気や高血圧などのリスクも軽減されます。副作用として、鼻や喉の乾燥・マスクの違和感がある場合もありますが、多くは調整で改善できます。月々の自己負担は約5,000~6,000円(保険適用時)です。



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